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◆天皇陛下御即位 千二百人祝う

 天皇陛下御即位奉祝富山県民大会が令和元年十一月十八日(月)午後一時からオーバード・ホールで行われ、出席した約千二百人が令和時代の到来を祝いました。鵜坂神社から四人出席しました。

 最初に民謡「こきりこ」が越中五箇山築子唄保存会で奉祝演奏されました。天皇陛下が学習院高等科地理研究会の学友たちと、五箇山平村にご来村になり、その際お泊りになった相倉集落の民宿での夕食時、こきりこ踊りと、哀愁をおびたこきりこの唄に強く感銘を受けられ、後に平成三年宮中「歌会始の儀」に「森」の御製で、山深い合掌集落の夕暮れ時の美しい情景の中、唄い舞われた「こきりこ」を詩情豊かに詠み表されたのです。

 地元の人々はこれに感銘し、集落の神社に歌碑を建立し、地域住民の誇りとして、子孫に語り伝えているのです。今上陛下御製「五箇山を おとづれし日の 夕餉時森に響かふ こきりこの唄」とても感銘されたお気持ちが感じられます。

 国家斉唱の後、実行委員長の挨拶、県知事の祝辞が有りました。
 最後に万歳三唱で閉式となりました。

 奉賛会広報委員 蒲田政彦




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